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                       設計 (株)住まいの松木一級建築士設計事務所

                       施工 株式会社住まいの松木

                       完成 平成14年

 

基礎の上に鋼製で作った柱だてをしています。

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 銅板の屋根を葺いています。

屋根葺きも,ひずみが出るので鈑金工事も大変です。

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 野地板を貼り、隅棟下地も出来ました。

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 野垂木もS型で、断面の菱,ひずみも取らなくてはなりません。

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 現場で組、化粧杉板ヲ張っています、隅木に近ずくほど前に反り出すので長いままでは貼れません、ひずみを取りながら貼りました。

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軒桁も、茅負とは違い縦水に反り上がります。

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6寸勾配基準,垂木S型なので、茅負の断面は、菱型で反り上がっています。先人たちが考えた計算術(規矩術) としてもかなり高度なものだと思います。このS垂木を、扇状に這わす事も出来るのですが、手間が5倍かかると思います。

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 S垂木の総軒反りですので、屋根1面の野垂木は、すべて菱の角度が違って来ます。

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 工場で1度仮組をしているところです。

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                       設計 (株)住まいの松木一級建築士設計事務所

                       施工 株式会社住まいの松木

                       完成 平成14年

 

 流れ造(一間社)の完成です。又機会があれば、3間社,権現造り,祇園造りなど、挑戦してみたいものです。 今中には、 最上位経王大菩薩様を祀ってあります。

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 破風に竜の彫刻を掘ってみたのですが、あまり上手に出来なかったので、付けてありません、又そのうち彫刻にも挑戦したいと思っています。

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自宅の物なので、 屋根銅板一文字葺きまで、家の職人(大工)で葺いてしまいました。平板から一文字,鬼まで、折り曲げ,叩き出して造りました。 鈑金は全くの素人なのですが、何とかなるもんです。

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 野地板までの木工事が、完成しました、昔の大工が考えた木割の美観が現れました。素晴らしいつり合いに魅せられます。

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 出組の組み物です。

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自宅の屋敷神様 の御堂を造っています、流れ造(一間社)で考えました。  木割のデーターを3冊の本から選び出し造っています、向拝柱の間を基準に、柱径から垂木寸法,破風厚みまで全ての木割寸法が決まっています。           

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                       設計 (株)住まいの松木一級建築士設計事務所

                       施工 株式会社住まいの松木

                       完成 平成26年

最上位経王大菩薩様が入る御堂が完成しました。向拝の両脇の基礎は龍が配置される基礎です。

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内部も仕上がり、最上位経王大菩薩様、大黒様が祀られました。

祭壇の下は収納になっています。

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額が飾り付けられ、龍も据え付けられました。

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この御堂工事は設計から施工まで、予算以外は何の制約もなく、私の思いどうりにさせていただけました。私も先人達の匠の業に驚嘆しながらも、精一杯取り組んでみました。ありがたいことです。 

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                       設計 (株)住まいの松木一級建築士設計事務所

                       施工 株式会社住まいの松木

                       完成 平成26年

左官工事が終わり、足場が外れました。屋根は三洲いぶし瓦、外壁は漆喰で仕上げました。梁間2間 桁行3間の小じんまりした御堂ですが、軒の出が4尺5寸あり、実に堂々とした風情です。

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建物の正面から見て右側です。3間あります。屋根の曲線がきれいです。屋根の先に角のように突き出た丸瓦は鳥衾(とりぶすま)と言います。見た目の美しさもありますが、鳥の足休めで、鳥が鬼瓦に止まったり、ふんをかけないようにする意味もあります。

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三つ斗組の組物の軒です、つぎの機会ががあれば出組(三手先),飛猿扇垂木,までやってみたいものです。

 

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建物の正面やや右側から見たところです。

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                       設計 (株)住まいの松木一級建築士設計事務所

                       施工 株式会社住まいの松木

                       完成 平成26年

    

拝殿部虹梁彫刻工事の前に、左官工事の様子を紹介します。写真は左官工事で網を張り出したところです。

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最初の設計では予算的に虹梁は考えていなかったのですが、私も彫刻にも慣れてきたので、急きょ設計変更! 彫ってみることにしました。

急な事だったので材料が揃わず、張り合わせで考えました。  

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 貼り合わせの虹梁梁なのですが、大成功だと思います。  

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