この住宅に使われている建築用金物について紹介します。これらの金物は建物をより強固なものにしてくれます。過去の震災等を教訓に、住む人が安心して暮らせるように、近年見直され、改良されています。 

これは化粧隅木を止める羽子板金物です。

 

 

 

これは2倍筋交い金物です。

 

 

 

小屋裏にも筋交い金物を施しています。

上の写真とは反対に、梁を貫いて柱を引っ張っています。

建物内部の工程を紹介していきます。まず床下地から。

田の字に組まれた大引きに防蟻処理を施します。そして断熱材を敷きます。

１００ｍｍの断熱材を、すき間なく敷きつめます。断熱材は言うまでもなく、夏の暑さ、冬の寒さを

和らげてくれます。この上に構造用合板を貼ります。

構造用合板２４ｍｍが貼られたところです。今は根太レス工法が主流で、この上にフローリング材、　　畳等を貼ることになります。

屋根下地が終わったところです。１階大屋根から２階の屋根に続いている様子がよく分かります。

左のくぼみがベランダ、右のくぼみは下に造る坪庭に雨がかかるように工夫されたものです。

屋根の形の複雑さがよく分ります。

上の写真を反対方向からみたところです。

建物全体です。屋根下地が終わりました。

中央のブルーシート部分が、二階の部屋の前にあるベランダです。

屋根下地が終わり、瓦が上り始めました。

瓦は三州いぶし瓦です。