施工 株式会社住まいの松木
平成30年完成
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改修を終えた江原浅間神社
南アルプス市江原にある江原浅間神社の始まりは古く、境内から豊富な湧き水が湧き出ていたことから稲作の神として古来よりその恩恵に浴する村々の人々が此処に来拝し、初穂を献じ五穀豊穣を祈願してきたということです。
その後歴代領主の方々からも崇敬庇護され、中世になり武田家家臣の下條氏の手により1504年に社殿が再建されました。
現在は正面から随神門、拝殿、本殿と縦一列に並び、堂々としたたたずまいになっています。
ご神体の女神像は平安時代の作とされ、平成25年に国指定の重要文化財(美術工芸品)に指定されました。
時折、人々が訪れそっと手を合わせていく姿がかい間見られる地域に根ざした神社です。
改修前の江原浅間神社
文献によりますと、最後に大々的な改修が行われたのは、今から93年前の大正13年だそうです。
瓦下ろしと屋根下地改修
大正13年に葺かれた瓦です。
手作業で瓦を下ろしていきます。
かなり傷んでいた屋根下地。原因は雨漏りです。
野地板をはがした状態です。
痛んだ箇所を補強して改修していきます。
屋根下地を補強していきます。
補強が終わり、野地板を貼ってフェルトを敷きます。
瓦葺き、漆喰塗、塗装工事
戸は板戸から鋼製品に変わりまっした。
完成写真