釜戸棟の全景です。瓦は三州いぶし銀瓦、壁は漆喰で共に母屋と同じです。

元々、屋敷の北東の角にあった釜戸棟を解体し、新たに釜戸棟を造りました。中に入っている釜戸は、その時の物を据え付けました。お正月を迎える時など、なくてはならない建物だそうです。

 建物を正面から見たところです。母屋の北東に位置し、台所横に建てられています。

裏側です。

釜戸棟ですので排煙のことを考慮し、梲（うだつ）を造りそこを煙抜けにしています。